• 2020.05.18 UP

世界では未曾有の災害による外出自粛やマスクはじめとした物資不足など、日々の生活が一変する出来事が 起こり、商品生産流通のあり方を考え直すきっかけになっています。私たちTHE PATTERNは、AOP(アパレル 沖縄生産協同組合)と協力し、各方面協力のもと、需要と供給のバランスを取りながら、持続可能な商品の生産と 販売および流通を行うためのアイディアとして、「地域」という最小単位で考えるプロジェクトを進めていきます。

MASK COMMUNE とは?

生活の基本とされる、「衣・食・住」の中より「衣」を主軸とした最小単位「地域」プロジェクトです。 まずは、今後の生活において外出の際必須となる「マスク」を商品として、「地域で生産」し「地域で販売」を進め ていきます。必要な人へ必要な分だけの商品を届け、需要と供給のバランスを整える仕組みづくりを行なっていく ことで、持続可能(サスティナブル)な地域へとつなげていきます。  現在プロジェクトでは、マスクコミューンの仕組みをうるま市天願区婦人会に提案し、区内で生産・販売が 行われています。個人や地域・各種団体等でもマスクの生産・販売ができるようマスクパターンの配布から マスク制作キットなどの材料販売を行っています。  プロジェクトは、Think locally, Act regionally 「現地で考え、地域にあわせて行動する」ことで、どの地域 でも実行可能な地域環境を整えるモデルとして進めていきます。
※commune(コミューン)とは最小単位の地方自治体、親しく交わる、という意。

2020年に入り、市販のマスクが手に入りづらくなり、自ら布マスクを制作する人や商品開発を行う企業が増えていきました。急な布マスク制作の加速に生じる良い面と悪い面を再度見つめ、その発展と解決をマスクコミューンプロジェクトの目的とします。2020年5月現在では、全国での緊急事態宣言解除による外出自粛制限はなくなりましたが、今後も引き続きマスク需要は一定して続くものとされます。プロジェクトにて、❶各自治会で布マスクを生産し地域住民に販売する仕組みを作り、居住区域内で布マスクの需要と供給を把握し、❷マスク生産管理で発生する仕事を、地域内にて分配していきます。(体制図次のページ)❸また、マスク制作のその後も、長年、服飾業界で縫製従事者不足が叫ばれている中、マスク制作の延長として、縫製従事へ興味関心と育成繋がる仕組みづくりができればと思います。❹地域コミュニケーション不足解消の為のコミュニティー作りを期待します。

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